2006年12月23日

自殺について

自殺が非常に話題となった一年でしたね。

いじめが大問題であることは確かです。

ここでは、中学生とか高校生とかいうことでなく、一般的に考えてみます。

アランの『人間論』に「生きる勇気は死ぬ勇気よりまれなのだ」という言葉があります。
当たり前のような言葉ですが、私には結構いい言葉に思えました。

また、諦めて、自暴自棄になるということは、人からいじめられなくても、
あるものです。
<取り返しのつかないことしてしまった>という思いから、
自分を許せないなんていうこともあるでしょう。
そんな場合を念頭に置いたアランの言葉があります。

「我々の過ちは、我々が身を投げ出して意志を新たにするならば、
すべて許され、忘れられるものだ。」というもの(『思索と行動のために』)

それから思い出したのは、ローマ皇帝のマルクス・アウレリウスの言葉。
正確な引用ではありませんが、彼の『自省録』に
「身体がまだ音をあげていないのに、心が音をあげるなんて意気地のないことだ」
という意味の言葉があったはずです。
この本は自分に鞭打つために彼が書いたものです。彼の頭を自殺がよぎった
んでしょうね。
自分では皇帝になんてなりたくなかったのかも。

アランに次のような言葉もあります。
「自分の外へ飛び出したりしてはならない。
マルクス・アウレリウスは、帝位を擲ちはしなかった。
つまり、軽蔑する術を知っていたのである。」(『思想と年齢』)
posted by masaccio at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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