2006年12月25日

顔色が悪いなんて相手に言わないこと

「人に向かって、決して、顔色が悪い、などと言ってはならない」とアランは幸福論の中で書いています。

どうしてでしょう?

そう指摘されると、そのように演じるというか、そういう通りになってしまうからなのでしょう。

例えば、「お前はバカだ」と言われ続ければ、「そうなのかな?」と思ったり、「どうせそうですよ。」ということになってしまう。

何か過ちを犯したときに、「俺はバカだからどうしたってこうなるのさ。」みたいな考えに取り込まれていく。それをさらに人から言われると、もうそう信じてしまう。

「子供はむろんのこと、大人でさえも、過ちを犯すとそこに宿命を読み取ろうとする傾向があまりに強い。さらに、審判者の権威がそこに加われば、人々は自分に絶望してしまうし、自分がこういう人間であると他人が信じ、自分でも信じている姿を、夢中になって表す。」
こうアランは書いています(アラン著作集1 『思索と行動のために』 p.263 白水社)。
ラベル:顔色
posted by masaccio at 23:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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