2008年02月04日

薔薇の棘はひっかかない

自分で自分の首を絞めるようなことを、人間はするものです。

アランの『人間論』に次のような言葉があります。

「バラの刺はひっかかない。慎重を欠く者が、無茶な逃げ方をして自分で自分をひっかくのである。馬を殺す人は、その胸先を刺して、そのまましっかりしておりさえすればよい。筋肉というこの力強い機械が、跳びあがる動きよって、自分で自分を切り込むのである。」(p.273)

薔薇はただそこにあるだけなのに、「逃げ」ている人間は、慎重を欠き、不注意にも自分でその棘に向かっていってしまう。

情念が高じていってしまうときも、同じことが起ります。

まずは情念を鎮めることがどれほど大事かわかるでしょう。
posted by masaccio at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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